今回の記事では、就職の面接で多くの人が聞かれたことをご紹介していきます。
今回ご紹介することは、私が実際に面接で聞かれたことだけでなく、同じ大学の友人にも面接官に聞かれたことを調査して、最も共通していたことを取り上げています。
コロナ禍ということで従来の面接とは、やり方や聞かれていることが多く変わってきています。
そのような中で、これから就職活動をする人にとって少しでも有用な情報が伝えられれば、幸いです。
就職活動の面接で聞かれることトップ7選
①志望動機
この質問はどこの企業でも必ず聞かれるといっても間違いではありませんので、就活生であれば、必ず準備をしている必要があります。
しかし、面接官によって聞き方が変わってきます。例えば、「なぜこの会社に入りたいのですか?」という質問や「あなたが就職活動にあたって軸にしていることは、なんでしょうか?」や、「同じ業界の会社もある中、あなたがこの会社選んだ理由はなぜですか」というような少し凝った質問もされることがあります。
したがって、志望動機を考える際には、志望する会社についてよく熟知しておいた方がいいでしょう。
また、志望動機を暗記しているだけでは、聞かれ方次第では、当日にパニックしてしまうかもしれないので、暗記ではなく、自分の中で志望動機の軸を立てておくことをお勧めします。
②長所と短所、性格について
王道ではありますが、ほとんどの企業でこの質問はされます。実際に私も面接時に聞かれましたし、私の大学の同期もほぼ全員と言っていいほど、この質問はされています。
面接官によっては、単刀直入に「あなたの長所と短所を教えてください」という場合もありますが、こちらも面接官によって聞き方が様々です。
ほとんどの就活生は「私の長所は・・・・」という形で話を始めます。もちろん、これは悪くはありませんが、この定型文でずっと練習をしていると、質問が予想外であったときに混乱を招きます。
例えば、「あなたは周りからどんな性格だと言われますか?」や「自己PRをお願いします」と言われた時は「私の長所は・・・」から話し始めると不自然になってしまいますよね。
よって、長所と短所については、しっかりと自己分析を行ったり、友人からあなたの性格について他者視点で教えてもらうといいでしょう。
③学生時代に頑張ったこと
学生時代に頑張ったこともほとんどの企業で聞かれます。なぜならば、学生時代に頑張ったことを聞くことであなたが学生時代にどんな学生でどんなことに力を入れていたかを知ることができるからです。
つまり、面接官からしたら、この質問からは、あなたがその会社に入ってどんなことを頑張れ、どのように貢献できるかを知るための材料になるということです。
例えば、学生時代に頑張ったことが、部活動の会計係などであれば、面接官からはあなたがその会社に入ったときに事務職や予算管理の仕事を任せられるという印象につながります。
よくありがちな面接官を困らせる返答は、学生時代に頑張っていたことを「アルバイトでお金をたくさん稼ぎました」や「コミュニケーション力を高めました」などというあなたを採用してもその会社にとって利益にならないようなことです。
もしもアルバイトの話をするのならば、あなたがそのアルバイトで具体的にどんなことを頑張り、それでどのような力が身についたのかを説明する必要があります。
しっかりと頑張っていたことの過程を伝えることが大切です。また、具体例なども話すことで説得力が増すので、取り入れていきましょう。
④数年後のヴィジョンについて
この質問は、面接官によってない場合もありますが、あったときに何も考えていなかったら、大変な目にあいます。この質問はあなたが将来を見据えて、その企業に入社しようとしているのか知るための質問になります。
企業からすると、採用した人がやめてしまうのは、絶対に避けたいことです。だからこそ、長くその会社に勤めてくれる人を採用したいものです。それにも関わらず、その会社に努めた時の将来性がない人は採用したいと思わないですよね。
志望動機、自己アピール等しっかりと話せても、これが話せなければ、他の就活生と差がついてしまいます。しっかりと準備しておきましょう。
私が実際に聞かれた質問は「あなたは10年後にどんな人になっていたいですか?」です。他には「この会社に入社して、将来はどのような仕事をしていたいですか?」という質問があります。
⑤人生の失敗談や挫折したこと
あなたが失敗したことや、挫折したことが聞かれることもあります。この質問はあなたの失敗談や挫折した話を聞くことで、そこから何を学び、どのように成長したのかがわかります。
したがって、面接時にこの質問をされたときは、ただ単に失敗談や挫折した話をするだけでなく、そこからどんなことを学んだのかを続けて話せると好印象になります。
また、失敗から学んだことをその企業に生かせるようなアピールができれば、面接官からの評価は上がるはずです。
しかし、失敗談と学んだこと、それを会社でどのように生かしていくかを全て話すことは、会話がうまい人でなければ、時間がかかってしまい、面接官の集中力がなくなってしまう可能性があります。
無理はせずに、失敗したことと、そこから学んだことは話せるようにしておきましょう。
⑥他社の選考状況
「〇〇さんは御社以外にどのような業界を受けていますか?」や「〇〇さんの他社の選考状況を教えてください」という質問はかなりの確率であります。
この場合は嘘をつく必要はありません。なぜならば、同じ業種の企業間であれば、情報のやりとりがある可能性もあるからです。これに関しては確かなことではありませんが、万が一の場合があるので嘘はつかない方がいいでしょう。
また、他社の選考状況を聞かれたとしても、今面接している会社が第一志望であることを伝えましょう。あなたの熱意が面接官に伝わります。
⑦最近関心を持ったニュース
関心を持ったニュースは、面接官によく聞かれる質問の1つです。私の経験上は最初に聞かれることが多かったです。
最初に聞かれるため、この質問に答えられなかったら、初手でかなりのダメージを喰らうことになりますので、時事ネタは必ず知っておき、話せるようにしておきましょう。
補足ですが、関心を持ったニュースはその企業の業種にあった話ができると、あなたがその業界に興味があることを示すことができるので、面接官からの印象もよくなります。
もちろん、その企業の業種に合わないニュースであっても、あなたがなぜそのニュースに関心を持ったのか、そして、しっかりと考えを持っていれば、全く問題はありません。
まとめ
今回は就職活動の面接時に聞かれることトップ7選をご紹介いたしました。
コロナ禍で面接の形式も変わり、前例がなく、慣れないと思いますが、事前に準備をしていれば必ず報われます。
2022年度卒業予定の大学生の体験談をもとに今回の記事を作成いたしました。個人的な意見も含まれていますが、多くの同期に協力してもらったので、必ず役に立つと思います。
これから就活を控えている人は、自分らしく頑張ってください。応援しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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