相手の言動から心を読む方法(心理学)

心理

相手の言動から心を読むことは本当にできるのか?

人間関係というものは複雑です。私たちは生まれ育った環境が人それぞれ違うように好みや性格というのも人それぞれによって違っていきます。

しかしながら、私たち人間には同じような共通点があります。嬉しい時は笑ったり、悲しい時は涙を流します。性格がどんなに違っても、共通点というのは存在しますよね。

つまり、人によって感じ方は違えど、感情の表現の仕方には一貫性があるということです。

相手がどんな気持ちなのかが少しでも理解できたら、会社や学校での人間関係や好きな人との恋愛もうまくいくはずですよね。

今回は笑顔や涙以外から他人の心を読める他者の言動について紹介していきたいと思います。

行動から読み取る相手の心

まずは他者の行動からわかる心理状況から見ていきましょう。

  • 人は緊張を和らげようとしている時に唇に触れる。

唇に触れるのは、緊張したときに出やすいしぐさで、感情を表に出したくない、相手に隠したいことがあるというときにも、口元を隠す動作が増えます。

唇を噛んだりなめたりするのも、隠したいことがあるときに出やすい動作です

  • 不快感があるときに額に触れる

腕組みをするのは、不安を感じたときや、考え事をしているときに多くみられる動作。
考え事をしているときに腕を組むのは、緊張を和らげようとする行動です。

  • 相手と距離をとりたくて腕を組む

腕組みは、額に手を当てるのと同様に、相手に対する不快感を表すしぐさでもあります。

会話をしていて相手が腕組みをしたら、あなたを拒絶したがっているかもしれません。

二の腕を掴んでいる場合は、特に強い感情の表れですので、注意しましょう。

  • 不安を感じて背中を丸める

背中を丸めるのは、自分を守ろうとする行為。

二の腕をつかんで腕組みをしながら背中を丸めていたら、強い不安を感じているということです。

 

 

発言から読み取る相手の心

他人の心理を理解するのために注目するのは行動だけではありません。

相手の言葉の使い方に注目することも大切です。

皆さんの周りには「いや、でも」を多く使っている人はいませんか?

このような否定的な口癖がある人は、根本的に他人に大して素直になれない性格な人が多いですよね。やはり、言葉というのは、その人の性格を表すものでもあります。

つまり、無意識に使っていることが多い「口癖」には、潜在的な本心が隠れていることが多いのです。

それでは、言葉からわかる他者の心理について紹介していきます。

  • 「すみません」

本来は「ありがとう」という言葉を使う場面で「すみません」を使ったり、相手に謝罪する必要はないのに「すみません」と謝ってしまうのは、自分を卑下して相手に取り入ろうとする「迎合行動」といわれるものです。
ひとりで行動するのが不安な人に多くみられます。

  • 「普通は~」

自信がもてないために、自分の意見をはっきりといえない人に多用する傾向があります。
一般論を伝えているように見せることで否定された時の保険を作っていると言えます。

考えることを面倒くさがっているケースもあります。

  • 「別に。」

欲求不満の人に多用する傾向があります。
いいたいことがあるのに我慢している、いってもムダだとあきらめてしまっている、という心情を隠す言葉です。

  • 「だ・か・ら」

自信過剰タイプの人に多用する傾向があります。
自己主張が強く、自分の意見に絶対的な自信をもっている人が多くみられ、自分の正しさをわかって欲しいという強い願望もうかがえます。

  • 「要するに~」

自己中心的で仕切りたがりの人に多用する傾向があります。
相手の意見を聞き入れず、話を結論にもっていきたい気持ちがうかがえます。

まとめ

今回は相手の言動から心を読む方法について、行動と発言の二つに分けて紹介しました。

他人の行動には何かしらの理由が存在し、それらを理解することで他者を知ることに繋がります。この心理学は老若男女問わず使える

他にも視線や表情から心理を理解する方法もあるので、気になる方は関連記事参考にしてみてください。

 最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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